軽自動車の中古車の選び方!おすすめの装備(オプション)とその理由

国内の新車販売台数は全体的にはやや減少傾向にありますが、理由としては軽自動車に対する自動車税の増税などがありますが、まだまだ順調な伸びを見せているのが軽自動車です。

その理由は、1家に1台の時代から1人に1台の時代を迎えたことで、その維持費の安さや駐車スペースの確保のしやすさなどが、消費者の需要とぴったりとはまっているのが大きな原因と考えられています。

新車で人気が出てきているということは、中古車市場でも当然ながら需要が伸びてきているということ、それに併せて多くの中古車販売会社も自社の品揃えで、積極的に色々な軽自動車の種類と、例え同車種でも条件の違う車体を多数準備しています。

そこで今回は、そんな軽自動車の中古車の選び方について基本的なところからおすすめの装備、オプションなどについて詳しく紹介していきたいと思います。

良い軽自動車の中古車の選び方~基本編

軽自動車を購入する上で良い軽自動車の中古車を選ぶにはどのような点に注意すれば良いのか?まずは基本的な部分に焦点を当てて書かせていただきます。

新車で売れた台数が多い車を選ぶ

すごく当たり前のことを書いていますが意外と重要です。新車で多く売れた車は数年後必ず中古車市場に多く流れてきますが、こうなると価格と品質が非常に安定してきます。

これは大ヒットして多く販売された電化製品がどんどん生産台数が増え、生産ラインなどが増加することでのコスト削減。

更には、生産ノウハウの向上により、価格は下がりながらその品質は上がって安定するという、資本主義経済では当たり前に起こる市場論理が関わってきます。つまり、新車のときにヒットしてたくさんの数の中古車が出回ると、数の論理でその相場が安定し本来不透明な中古車市場がクリアになってきます。

更に玉数が多いということはカラーリングから追加装備まで、自分が欲しい車の条件の選択肢が広がるという、大きく2つのメリットが消費者に出てくるわけです。

また、自分で後から装着したい用品がある場合に選択肢が多いというメリットもあります。これはマイナーな車を購入した人にはわかる後悔です。アフターパーツが少ないというのは車好きにとっては結構なデメリットです。

基本性能、基本装備の需要が高い車を選ぶ

新車で車を購入する、これはかなり大きな買い物なので消費者側も中古車を購入する以上に厳しい目で車種を品定めします。そんな中を勝ち抜いて大ヒットした車種には、それなりの理由が存在し、見た目が可愛い、燃費などのコスパが高い、乗り心地が最高など数々あります。

しかし、軽自動車に限って言うと実際に爆発的ヒットを記録したダイハツ「タント」やホンダ「N-BOX」などを見てもわかる通り、どちらも「車内空間の広さ」や軽なのに「スライドドア」がヒットした大きなポイントになっていて、追随他社もそれに合わせた車種開発をしています。

これら現時点で新車人気を誇る軽自動車の車種は、購入後もし乗り換えを考えるときでも、その買取相場が高めに設定されているため、中古車として購入するときも狙い目となってくるわけです。

仮に再度売る機会があった場合にやはり車の「リセールバリュー=売ったときの価格」が高いという事実は単純かつ大きなメリットと言えます。

軽自動車ならエンジン性能より外観や内装の綺麗さで選ぶ

普通乗用車やワンボックス車、RVの中古車を選ぶときは、そのエンジン性能も重要なチェックポイントになります。

なぜなら普通乗用車を選ぶ方は、そのエンジンの静かさや高速走行での安定感を、ワンボックスやRVでは大人数を乗せたり悪路や山道で上り坂を走るときにそれなりに必要なパワーを求めるからです。

一方、軽自動車はほとんど排気量が660cc固定です。後はターボがついているか付いているか付いていないかでしか大きな違いはありません。確かにターボがついていればノンターボ車よりもパワーが出ます。

しかしながら軽自動車の役割は通勤や買い物など、町中を短距離移動するための足代わりが中心。そこまで飛び抜けたエンジン性能やパワーが求められることは少なく、それよりも見た目の美しさや車内の清潔感の方が重要になってきます。

そしてこれは、自動車メーカーも熟知しているポイントで、一部特殊な車種を除けばほとんどの車種でエンジン性能にそれほどの差がないのが現実。

中古車市場でも、大きな価格の基準とはされていないので、エンジン性能については後回しにしておいて、外見の美しさや車内環境や臭いなど、他のチェックポイントに集中しましょう。

エンジンの調子は重要!メンテンスノートや記録簿を確認する。

エンジン性能はほおっておいても構いませんが、エンジンの調子を無視していいとは書いていません。二の次にして良いのはカタログスペックの話です。メンテナンスの状態や今までの修復歴などをチェックしておく必要は、軽自動車であってもあります。

これには、点検記録簿やメンテナンスノートなどを確認できれば一番いいのですが、すべての中古車にそれが残っているわけではありません。

目当ての車にこれらが残っていて、ディーラーや中古車点で車検や整備をした履歴が確認できるのであればこれはかなり中古車選びにおいては有利。

もし、同じ程度の条件の車体が同程度の値段であった場合、この2つのどちらかもしくは両方が揃って残っている方を、真っ先にチェックした方が良いと考えます。

良い軽自動車の中古車の選び方~装備・オプション編

特に後付けできないメーカー装着オプションに注目する。

上記で軽自動車には、車種によってそれほど大きなエンジン性能の違いはないと触れましたが、これによってその価格を左右するウェイトが他の普通車よりも高まってくる要素があります。

それが、エアコンやカーナビ、オーディオ、小物を収納するスペースなどといった俗に「快適装備」といわれる、自動車が走行する上ではあまりその状態が関係しない装備たちです。

よって、中古で軽自動車を探し選ぶときにはこれらがしっかりとついているか、そしてちゃんと機能しているかをチェックしておかないと、後々後悔してしまいます。

特にメーカーオプションと呼ばれる装備は後から追加で装着することができません。例えば電動(オート・パワー)スライドドアやメーカーによって呼び方が異なりますがキーレス(スマート)・エントリーの類の装備です。

こういった便利で人気のある装備かつ後から追加できない装備に関しては、新車時のように自分で好きな組み合わせができない中古車では、もし好みの組み合わせの中古車があれば至高の一台となりますのでじっくり考えて購入検討しましょう。

デメリットが発生する可能性のあるオプションに注意する。

逆に「これはちょっと」と思ってしまう装備が、はっきり言えば「無駄に」ついている中古車も見かけます。

サンルーフ、ムーンルーフなど。

使わなければいい話ですが「サンルーフ」なんかはビジュアル的に嫌いな人は付いているだけで嫌だという人も居ます。しかも手軽に改造したり取り外すことは不可能なので購入したら手放すまでお付き合いが必要です。

逆に子供が居て憧れの装備だった!ということであれば掛け替えのないオプションの一つとなるでしょう。確かに車のルーフから顔を出して眺める風景は一味違います。(走行中は絶対ダメ)

ターボチャージャー、スーパーチャージャ

他にはターボやスーパーチャージャー。エンジンの出力を上げるための装備ですが、町乗りが中心でそれほどエンジンの回転数が上がらないかたなどがこのターボ装着車を選ぶメリットはほとんど無いと考えます。ただ燃費が悪くなるだけです。

逆に仕事で荷物を積む、人を乗せることが多い場合は必須の装備といえますが、そういった状態がメインであればよっぽどの理由がない限りは軽自動車以外を選んだほうが良いと思います。

インチアップホイール

また、無駄に大きいサイズのアルミホイールでインチアップしている車体もたまに見かけますが、これもさほどこだわりがないなら避けた方がいい装備の一つです。乗り心地が悪化する上にタイヤのメンテナンスコストが上がり、さらには燃費も悪化します。見た目重視ならもちろんOKです。

インチアップは単にドレスアップだけでなく、グリップ力を高めたりハンドリング性能を向上する効果が見込めますが、果たして多くの軽自動車ユーザーにそれが必要かどうかは疑問が残る部分なので、デメリットを知らずに購入しないようにしましょう。

軽自動車で良い中古車を選ぶための方法~まとめ

以上、軽自動車特有の中古車選びのコツやチェックポイント、おすすめする装備や反対におすすめしない装備について述べて参りました。

利便性やコスパの良さからその市場が拡大し続けている軽自動車は、中古車もその種類、数がどんどん増えて良い車体を選ぶのが大変になってきています。

最後は買う方の趣味になってきますが、今回紹介したポイントを良い中古車との出会いを近づける一端としてください。特にオプションで後悔のないように選んでください。

  1. 新車でたくさん売れた車は中古車市場でもその品質や価格が安定する
  2. 同じ車種で選べる中古車が多くなる=購入時の妥協を少なくできる
  3. 売れるには明確な理由があり、売れているというだけで、その車種を買うメリットが発生している。
  4. エンジン性能はターボ、スーパーチャージャー以外にこだわる必要性が少ない。
  5. エンジンの性能よりエンジンの調子が重要。メンテナンスノートや記録簿を活用。
  6. エアコンやカーナビなど快適装備がちゃんと作動し、充実している方がおすすめ。
  7. メーカーオプション装備は後からつけられない唯一無二の装備。吟味すること。
  8. 装着されていてデメリットになる装備も存在する。
  9. デメリット装備きちんと理解した上で妥協できるか検討して購入。

中古車に関してはオプション装備を任意で選ぶことができないので、購入後に後悔する理由の中では故障などのトラブルを抜かせばオプション絡みが一番多いかと思います。