車を高く売る方法・中古車買取業者~カーチス編

全国展開している中古車買取業者は割とたくさんあります。今回は有名買取業者カーチスの概要や買取の特徴、注意点等を紹介しながら、カーチスで車を高く売るその攻略法を突き詰めていきたいと思います。

かつて放送されていた「関ジャニの仕分け∞」でその美声が評判になった、リン・ユーチュンが出演したユニークなCMが評判になった「カーチス」への攻略法について述べていきたいと思います。

カーチスとは

全国に約60店舗を展開する中堅に当たる車買取、販売チェーン店がこのカーチス。

店舗数では及ばないものの、大手の多くがフランチャイズ展開をしているなか、このカーチスはその店舗のすべてが直営店です。

現在は、東証2部に上場している株式会社カーチスホールディングスのグループ企業ですが、元々は株式会社エイジーエイとして1987年に設立され、その後なんと9回も運営する社名や屋号が変更されています。

カーチスの中古車買取における特徴

このカーチスと同グループに属する関連会社には、「アガスタ」という中古車輸出会社や「タカトク」という自動車部品の仕入れをする企業がいるのが、このカーチスの買取に特徴を持たせています。

というのが、これまで紹介した大手の中古車買取業者に比べ、古い車や自走しない車も海外輸出や部品とり用車両としていくぶん「価値」を見いだしてくれるのです。

もっと言えば、高級車ながら維持費がかさみ、国内の中古車市場では実はあまり人気のない、ベンツやBMWなどの高級外車を同グループ内の中古車輸出会社を通して、海外市場で売りさばけるのも、カーチスの強みと言えます。

大型の店舗を構える特殊なスタイル

また、確かに店舗数は大手に遠く及びませんが、その1店舗ごとの買取台数が多いのも特徴で、大量に仕入れた中古車を自社が運営する全国5ヵ所に散らばった大型展示場で集中的に売りさばく能力は、大手に勝るとも劣りません。

更に、優秀なメカニックや板金工が多く揃っているのも、傷やへこみ、不具合のある状態のあまりよくない車の買取の買取査定を得意とする大きな要因となっています。

カーチスで買取査定、中古車を売るときのデメリット

価格交渉が渋い

直営店でのみ運営されているため、フランチャイズ展開している他の大手に比べ規則やマニュアルがガチガチで、価格交渉の余地がほとんどありません。

手続きがスムーズにいかないケースあり

経費削減のため派遣の査定スタッフが多いため、経験値が低い場合が多く、手続きに不馴れでしばしばクレームとして口コミなどにかかれることがあります。ただし

出張査定の範囲が狭い

また、HPでは全国対応をうたっていますが、店舗のない県もあり、スタッフ数の少なさもあって出張買取対応エリアが狭く「対応不可」の地域や県もかなりあるのが大きなネックです。結局は選択肢から外れてしまうケースも多いです。

人気車種・好条件車が苦手

また、特に修復や修理を必要としない好条件の中古車査定額は、他の大手より一歩出遅れる感が否めません。

というのが直営店だけで運営しているために、一台で大きな利益を得ようとするのではなく、小さくコツコツと直営店全体で利益を出そうとする傾向が見られます。

目玉中古車になりうる人気車種は、大きな宣伝効果を産み出し、客寄せとしても役立つのですが、一匹狼で時にはギャンブル的な要素も必要なフランチャイズ加盟会社と異なり、いかに大きな宣伝効果が見込める人気車両とはいえ、相場から大きく上回る査定額を提示してくることは少ないと考えられます。

カーチスに車を高く売る方法とは

 

以上のことを踏まえて、カーチスへの攻略法をまとめてみましょう。

他社で査定額が付かなかった古い車や事故車は是非1度はカーチスへ。

長く乗ってきた走行距離の多い車や例え自力で走らない車にも、カーチスはそれなりの査定額をつけてくれる可能性がありますので、そういった場合は是非カーチスを選択しましょう。

もちろん、目を見張るような高額で、というわけではありませんが、大手に比べると比較的いい査定をしてくることが多いです。

ただし、弱点でも触れましたが出張買取同様、店舗が離れている場合、自走しない車の引き取りは断られることはあります。

人気車種や好条件車の競合は苦手。しかし外車・高級車は別

正直なところ、人気車種や好条件な車両はどこでも欲しいものなので基本どこに持ち込んでもいいようなものですが、カーチスに限っては価格の上乗せ交渉も難しいことから、持ち込むメリットは少ないのではないかと思われます。

ただし、査定額がかなり高額になることが予想される「高級車」は別、後で述べますが変な駆け引きをしてこない分、安定した買取価格を受けとるメリットがでてきます。

特に、海外で「メイドインジャパンの高級車」として人気のレクサスは、カーチスがかなり力を入れて仕入れを狙っている数少ない車種。

中古車海外輸出会社をグループ内に持っているのがその理由で、これについてはトヨタ車の買取に強い業者として以前紹介した「T-UP」と競ってくるケースもあります。

付け加えるなら、購入した時の金額に比べて案外査定が低いと感じた外車も、一度カーチスに査定依頼してみてください。その車種が海外で需要が高ければ、他社より高い査定額がつくケースも少なくありません。

キャリアの浅いスタッフは面倒だが、正直で偽りのない査定額を利用する。

経験の少ない査定スタッフの多いカーチス店舗では、確かに言葉使いやマナーが全然なってなかったり、手続きなどバタバタして気に障るかもしれません。

しかし、そのキャリアの少なさから大手の腕利きのベテラン査定スタッフのように、最初はあえて低い査定額を出してより高い利益を得ようなどといった、「駆け引き」をする能力も権限もありません。

そのため、かえって最初に提示された査定額が「適正な相場」として本部や上司から、「マニュアル的」に刷り込まれている場合が多くなります。

ですので、「ひょっとしたら安く買い叩かれたのかも」という後悔は比較的しなくてすむと考えます。

また、これを利用することで他業者との査定額比較の材料としても使いやすいのではないでしょうか?結果車を高く売るための交渉材料となるわけです。

車買取カーチスの総評とピンポイントまとめ

直営店舗だけで運営されているカーチスは、これまで紹介したフランチャイズ展開している大手の加盟会社に比べてその経営の安定感で見れば上回るものがあります。

よくも悪くも決まり一辺倒な査定をしてくる傾向があるので、他社で駆け引きされて大ハズシしたくないなら、カーチスに愛車を売るのもありだと思います。

  1. 価格交渉に融通が利かない部分が多い。他社見積もり競合するなら最初と最後。
  2. 不人気車種、過走行車、事故車、不動車のに強い傾向有り。相談は是非一度カーチスへ。
  3. 人気車種、好条件車で他社競合は苦手。
  4. 人気車種、好条件車でも外車と高級車に関しては査定依頼の価値あり。
  5. 手続きに慣れていないスタッフが他社に比べて多い。結果時間がかかったり融通が利かないことも。
  6. 無料出張査定の範囲が思いのほか限定されており、お住まいの地域に対応していない可能性あり。
  7. ある意味素直なマニュアル査定額を他社競合での基本価格(たたき台)にするのもあり。