車を高く売る方法・中古車買取業者~アップル編

今回は有名買取業者アップルの概要や買取の特徴、注意点等を紹介しながら、アップルで車を高く売るその攻略法を突き詰めていきたいと思います。

車買取アップルとは

「アップル」は1989年開業の日本における中古車買取業者のパイオニア的存在で、現在はアップルオートネットワーク(株)という会社が本部運営している、フランチャイズ型中古車買取、販売店舗の屋号です。

本拠地は開業した中部地方ですが、現在では加盟法人数70社以上230店舗あまりが全国に散らばり、2006年からは中華人民共和国にもそのネットワークを伸ばしています。

アップルの企業努力と変革

元は買取だけを専門に行っていましたが、2000年からは販売事業にものり出し、合わせて企業戦略を改革。

旧態依然とした閉鎖的で、透明感の薄い車業界のイメージを変えるべく社員教育を徹底、優秀な買取、販売スタッフの育成を目的とした「アップルアカデミー」や、そんなスタッフを表彰して社員の士気向上を狙ったコンペンションを開催するなど、企業イメージの向上を目指しました。

結果、オリコンが行う「顧客満足度の高い中古車買取会社ランキング」において2014、15年2年連続第1位を獲得するなど、着実にその成果を上げてきています。

また、2014年からは車に関わる損保だけでなく、生命保険事業にも参入して更なる利益を追求し、かつ顧客の囲い込みを狙うなど時代に合わせた企業努力を欠かさない総合中古車企業グループに変貌しつつあります。

アップルの車買取における特徴

アップルはその企業戦略の改革に成功した背景から、順調に中古車販売実績を順調に伸ばし、それがフランチャイズ加盟各社の経営安定に繋がっています。

その結果、それは買取査定額にも反映し、他社より高い買取査定額を引き出すことも可能になっています。

また、「アップルフラッグ」という加盟全店舗の在庫中古車を検索できるシステムを活用して、乗り換えのために愛車を売りに来た顧客に自社の在庫車を効率よく紹介、販売しています。

これにより、買取した中古車が長く在庫することでの経費の膨らみを削減、こちらも新たな中古車仕入れの資金繰りを良くする要因となって、こちらも買取査定額を引き上げる好材料となっています。

アップルで買取査定、車を売るときのデメリット

確かに上記で説明した理由から、他の大手買取業者より、比較的高めの買取価格を期待することはできます。

ただし、そこは営利を目的とした企業であることには違いないので、当然と言えばそれまでですが、どの買取業者にも共通することですが、買取スタッフは「できるだけ低い価格」で買い取ろうとします。

買取スタッフの価格交渉能力が軒並み高い

ここで問題になるのが、企業としては「成功」なのですが、徹底した社員教育の成果でアップルの買取スタッフの価格交渉力は、他社のそれを圧倒します。しかも、顧客満足度の高さでもわかるように、丁寧な説明と、ゴリ押ししすぎないすぎない物腰柔らかい巧みな話術で。

これは、以前紹介した中古車買取業界の王者「ガリバー」のスタッフとはまた違う「営業力」で、どちらかというと少し強引さの目立つガリバースタッフより、考えようによっては消費者つまり売る側から見れば「たちが悪い」かもしれません。

そのため、素人が価格交渉に臨んでも「うまい具合に柔らかく」いなされ、本来ついてもおかしくない高い査定額を引き出せないまま、なしくずし的に「気づいたら売却していた」何てことも少なくありません。

独自のマニュアルでもあるんでしょうか?とにかく上手い人が多いのが非常に印象的です。

◼アップルに車を高く売る方法とは

以上のことを踏まえて、車買取アップルへの攻略法をまとめてみましょう。

近くにアップル店舗がある場合はとにかく1度は訪れる。

以下で説明しますが順番はともあれ、かなり高い買取価格を提示できる実力をアップルは持っているので、愛車を高く売りたい場合は1度は買取査定を受けておきたいところです。

ただし、店舗から遠く離れている場合出張査定をお願いすると、出張費ゼロをうたっているもののしっかり買取査定額をその分下げてきます。

他社に比べて店舗への持ち込み車への評価が高い傾向もあるので、その点だけは注意してください。

比較対照となる他社の買取査定見積もりを必ず用意する。

アップルに愛車を売る場合、最初に提示された買取額をそのまま受け入れるのはやめておいた方が無難です。まずほとんどの場合で限界買取額より「余裕」をある程度もって価格を提示してくるので、ここから「交渉」によって買取額の上乗せを狙いましょう。

となると、比較対照にする他社の見積もりを手にいれておいた方が有利になりますが、このとき多くの車業者が利用する「USSオークション会場」の取引相場が強く反映される、ラビットの見積もりを持っていれば、優秀なアップルの営業マンに対抗する強力な武器になります。

乗り換え車種をある程度決めているなら利用価値アップ。

アップル各店舗は非常に中古車の販売にも力をいれています。ですので「次の車をアップルで買う」→「買取額をアップする」という交渉手段をとってくることがあります。

なぜなら、買取での将来期待される利益と、販売での利益を同時に得られるからで、更には在庫の処理も進みいいことずくめだからです。

特にアップル店舗には販売ブースもあり、他店舗の在庫も即座にチェックすることも可能なので、出張買取より持ち込みを好むという1、で述べた理由もここにあります。

つまり次の車がすぐに必要で、しかもある程度車種の絞り込みができているようなら、「お宅で次の車を買うよ?」という買取価格を上げる有力な交渉材料をもっているということなので、アップルに車を売るメリットがアップするというわけです。

販売と買取、どちらも利益が出ますから、最終的にトータルの利益率というよりは「利益額」を確保できた方がお店には得なのだから当然です。買取専門ではなく、ディーラーであえて下取りに出すときの交渉術と同じ理論です。

営業スタッフの交渉能力に折れない

当然なのですが、あなたの車を安く買うのが彼らの仕事です。~様の大切なお車を精一杯頑張って高額査定出します!といくら言葉に出していても本音はそうです。

「利益を追求」することを一番の目的にしていることを絶対に忘れないでください。「なんだか、色々良くしてくれたから、ここで売らないと悪い」という気持ちは封印しましょう。

車買取アップルの総評とピンポイントまとめ

アップルは、近年どんどんとその評価を上げてきている買取業者で、それに合わせて中古車販売実績も右肩上がり状態です。

そのため売りやすい人気車種なら、いきなり他社を大きく上回る査定額を出してくることも少なくなく、そのスタッフの物腰の柔らかさも手伝って売却先をアップルに即決!何てことも。

現に地域最高峰と名高かったガリバーの査定を大きく上回ることもしばしば。ですが、馴染み深い大切な愛車を少しでも高く評価してもらいたいならば、上記の攻略法を参考に「価格交渉」に挑んでみてはいかがでしょうか。

  1. メインで販売するにしろ、踏み台の見積もりをもらうにしろ査定依頼必須な鉄板買取業者。
  2. 必ず2番手以降、他社見積もり(特にラビットなどが良い)を持っていく。
  3. 無料出張買取でも足を使って出向くと高額査定が出やすい。
  4. 中古車を検討している場合は、中古車購入を交渉材料に使う。
  5. 買取スタッフの交渉話術が平均的に高いので、丸め込まれないように。
  6. 不人気車、事故車、多走行車、経年車は可もなく不可もなく。これらの車も相場は上下するので一考の価値はあるかも。

という事でガリバーと並んで近隣に店舗があるならば必ず足を運んで査定依頼をしてもらいたい一社。私も何回かお世話になっております。